放射維管束(読み)ほうしゃいかんそく

精選版 日本国語大辞典 「放射維管束」の意味・読み・例文・類語

ほうしゃ‐いかんそくハウシャヰクヮンソク【放射維管束】

  1. 〘 名詞 〙 植物の維管束の一つ。木部と篩部が交互に排列して、環状になっているもの。根の初生組織に見られ、まれにマツバランなどシダ植物の茎にも見られる。

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関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の放射維管束の言及

【維管束】より

…木部は水分が,師部は養分が移動する通路であるが,その運搬機構については詳しくはわかっていない。木部と師部の配列は植物群や器官によってさまざまであり,1本の維管束で木部が内側に師部が外側にある並立維管束(被子植物と裸子植物の茎と葉),木部の内側にも師部がある複並立(両立)維管束(ウリ科など),一方が他方に囲まれる包囲維管束(外師包囲維管束はシダ植物の茎と葉にふつう),木部と師部が交互にならび環状をなす放射維管束(維管束植物の根)などがある。一次維管束は茎頂・根端および葉縁の各分裂組織の近くで分化した前形成層から分化する。…

※「放射維管束」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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