放課後等デイサービス

共同通信ニュース用語解説 「放課後等デイサービス」の解説

放課後等デイサービス

発達障害知的障害のある小中高生らを放課後や長期休暇などに預かり、発達を支援するサービス。2012年、児童福祉法に基づき創設された。利用料は原則1割負担で、世帯収入に応じて月額上限が決まっている。残りは国や自治体公費で賄われる。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

知恵蔵mini 「放課後等デイサービス」の解説

放課後等デイサービス

支援を必要とする障がいのある子どもを、発達支援や居場所づくりを目的として放課後や休日、夏休みなどに預かる施設。国が2012年度に制度を整備した。自治体または民間事業者が運営する施設で、自立した日常生活に必要な訓練や創作的活動、地域交流の機会などを提供し、子どもの利益保障と健全な育成を図る。小学校から高等学校までの子どもを対象とするが、特例で20歳に達するまで利用できる。保護者から子育てについての相談を受けたり、一時的にケアを代行することで保護者が子どもに向き合うゆとりを生むなど、保護者支援の役割も期待されている。新規参入事業者が相次ぐなか、一部の施設でサービスの質の確保が追いついておらず、けがなどの事故が増えている一面もある。

(2018-2-7)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android