デジタル大辞泉 「サービス」の意味・読み・例文・類語
サービス(service)
1 人のために力を尽くすこと。奉仕。「休日は家族に
2 商売で、客をもてなすこと。また、顧客のためになされる種々の奉仕。「
3 商売で、値引きしたり、おまけをつけたりすること。「買ってくだされば
4 運輸・通信・商業など、物質的財貨を生産する過程以外で機能する労働。用役。役務。
5 ⇒サーブ1
[類語](1)奉仕・ボランティア・奉公・寄与・貢献・
翻訳|service
食料品や生産における原材料などは,費消されることによって,すなわち形状を変えたり消滅し尽くすことによって,初めて生産活動に寄与し,また消費者に満足を与える財である。これに対して,工場施設・機械等の固定資本財や土地,耐久消費財などは,摩耗・老朽化するまで長期にわたって利用可能であり,その間に消滅することはない。それでも原材料や食料などのように生産・消費活動に貢献しうるのは,これらの財が費消可能な〈無形の財〉を供給し,それが生産に用いられたり消費されたりしているとみなされるからである。また,労働も明らかに無形の財である。これら無形の財を一般に〈サービス(用役)〉と呼び,有形な財である財貨から区別される。上に挙げた例は,それぞれ資本サービス,土地サービス,労働サービスなどと呼ばれる。なお労働サービスは,この労働そのものをさす広義の定義のほかに,有形な財の生産にまったくかかわりのない労働として,狭い意味で定義されることもある。たとえば,運輸業や警察・消防などは双方の労働サービスの定義に当てはまるが,農業や鉱工業における労働は狭義のそれには該当しない。今日日常的に用いられるサービスという語は,この狭義の労働サービスをさすことが多い。また,サービス業という産業区分に含まれる労働サービスも,この狭義の定義に基づいて規定される。
→財
執筆者:佐藤 寿博
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カナダの詩人。イギリス生まれ。22歳のときカナダに移住した。ユーコン準州で銀行員を勤めるかたわら、北方の厳しい自然のなかに生きる人間を材にとった詩を書いた。リズミカルな伝承バラッドを思わせる語り口を駆使した『サウアドー(北方男)の唄(うた)』(1907)や『チーチャコ(新参者)のバラッド』(1909)などの詩集で一躍カナダでもっともポピュラーな詩人となった。1912年にカナダを去りヨーロッパに居を定めた。カナダで生活したのは十数年にすぎないが、カナダ北方の自然と人間とを歌った民衆詩人としてその名は不滅である。いまなお親しまれている多くの詩編のほか、数編の通俗ロマンス、2巻の自伝(1945、48)などを残した。
[平野敬一]
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… 16世紀に興った他のプロテスタント諸教派のうち,英国国教会は,国王の離婚問題という偶発的要因によってカトリックから分離したため,教義においても,典礼音楽においても全般的に保守的であった。カトリックのグレゴリオ聖歌に相当するアングリカン・チャントAnglican chant,同じく聖務日課とミサとを簡略化したサービスservice,モテットの系譜を受けてカンタータに類似した音楽的形態をとるアンセムanthemが,その音楽の主要なものである。カルバンに始まる改革派教会は,聖書の直接的な福音以外のいっさいを虚飾と見るピューリタン的態度によって,音楽的には貧困をもたらした。…
…今日の社会では,さまざまのものが商品として取引(商品化)されている。食料・衣料などの消費財,原料・機械などの生産財という形あるものはもちろん,運輸・保管,金融・保険,労働・娯楽などのサービス,さらには空気・水,知識・情報,土地,資本(株式)といったものにまで価格がつき売り買いされている。 しかし,このような社会でもすべてのものが商品になれるわけではない。…
※「サービス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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