散り過ぐ(読み)チリスグ

デジタル大辞泉 「散り過ぐ」の意味・読み・例文・類語

ちり‐す・ぐ【散り過ぐ】

[動ガ上二]すっかり散る。
「かざしの紅葉いたう―・ぎて」〈紅葉賀

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精選版 日本国語大辞典 「散り過ぐ」の意味・読み・例文・類語

ちり‐す・ぐ【散過】

  1. 〘 自動詞 ガ上二段活用 〙 散ってしまう。すっかり散ってなくなる。
    1. [初出の実例]「梅の花今咲ける如(ごと)知利須義(チリスギ)ずわが家(へ)の園にありこせぬかも」(出典万葉集(8C後)五・八一六)

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