散ろぼふ(読み)チロボウ

デジタル大辞泉 「散ろぼふ」の意味・読み・例文・類語

ちろ‐ぼ・う〔‐ぼふ〕【散ろぼふ】

[動ハ四]ちりぼう」に同じ。
「かやうの所には、食ひ物―・ふものぞかしとて」〈宇治拾遺・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「散ろぼふ」の意味・読み・例文・類語

ちろ‐ぼ・う‥ぼふ【散ぼう】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙ちりぼう(散━)
    1. [初出の実例]「かやうの所には、くひ物ちろぼふ物ぞかしとて、まうできつるなり」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む