散太鼓(読み)ちらしだいこ

精選版 日本国語大辞典 「散太鼓」の意味・読み・例文・類語

ちらし‐だいこ【散太鼓】

  1. 〘 名詞 〙 ( 客を散らし帰すところから ) 興行物の終演時に打つ太鼓の音。「デテケデテケ」と聞こえるところから「追い出し」ともいう。打出し太鼓。仕舞太鼓。はて太鼓。
    1. [初出の実例]「はや今日のお暇(いとま)と、ちらし太鼓の下とどろき」(出典:浄瑠璃・心中二枚絵草紙(1706頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む