散岐郷(読み)さぬきごう

日本歴史地名大系 「散岐郷」の解説

散岐郷
さぬきごう

和名抄」東急本は「散岐」、高山寺本は「散伎」と記し、ともに訓を欠く。現河原かわはら佐貫さぬきを遺称地とし、同町南部千代川流域の旧散岐村地区一帯に比定される。中世にも散岐(讃岐)郷として継承された。天文二一年(一五五二)の大安興寺再興勧進願文(因幡民談記)には「八上郡散岐郷医王山大安興寺」とみえ、大安興だいあんこう寺は現用瀬もちがせ鷹狩たかがりにあることから、同町東端鷹狩付近も郷域に含まれたとも考えられるが未詳

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 讃岐 もち

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む