散布図(読み)サンプズ

ASCII.jpデジタル用語辞典 「散布図」の解説

散布図

QC7つ道具ひとつで、2つの項目関連性を点の分布で表すグラフのこと。分布図とも呼ぶ。点が右上がりに分布している場合は、2項目間に正の相関関係があり、右下がりの場合は負の相関関係がある。また、点がばらばらに分布しているときは、2項目間に相関関係がない無相関であることがわかる。

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世界大百科事典(旧版)内の散布図の言及

【統計グラフ】より

… M……図形の重心の真下 Me……面積を2等分する縦線の真下 Mo……山の頂上の真下
[相関グラフ]
 二つの標識について分類した場合の度数分布を,図6-aのヒストグラムに相当するグラフで表すには,図8-bのような立体図(ステレオグラム)を用いねばならない。これは見た目にはおもしろいので展示用などに使われるが,書くのに手数がかかり,平面図では裏側の部分を正確に表すことが困難なので,図8-aのような散布図が使われ,これによって身長と体重との間の関係を概観することができる。
[その他のグラフ]
 グラフの用法について基本的な原則を述べたが,いろいろな用途に応じて,適宜に組み合わせ変形して利用されることもある。…

※「散布図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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