敵討肥後駒下駄(読み)かたきうちひごのこまげた

精選版 日本国語大辞典 「敵討肥後駒下駄」の意味・読み・例文・類語

かたきうちひごのこまげた【敵討肥後駒下駄】

  1. 歌舞伎脚本。時代物。明治一〇年(一八七七)頃、勝諺蔵作。中川縫之助は、中間の駒平を立派な武士に仕立てるため駒平の額を下駄で割る。恨みをいだいて修業し、向井善九郎という武士となった駒平は、中川の本心を知って敵討ちをやめる。

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