文ノ段(読み)ふみのだん

改訂新版 世界大百科事典 「文ノ段」の意味・わかりやすい解説

文ノ段 (ふみのだん)

能《熊野(ゆや)》の部分の名。熊野が,母から来た病気を知らせる文を読み上げる場面をいう。この部分を独立させて,独吟として演じることもある。
熊野
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