精選版 日本国語大辞典 「文火」の意味・読み・例文・類語
ぶん‐か‥クヮ【文火】
- 〘 名詞 〙 弱い火力。武火に対していう。とろび。ぬるび。
- [初出の実例]「漸く文火にし、壺の淡白色なるを度とす」(出典:漂荒紀事(1848‐50頃)三)
- [その他の文献]〔皎然‐対陸迅飲天目山茶詩〕
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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