斉藤松声(読み)サイトウ ショウセイ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「斉藤松声」の解説

斉藤 松声
サイトウ ショウセイ


職業
箏曲家(山田流)

肩書
松声会家元

本名
斉藤 正一(サイトウ ショウイチ)

生年月日
明治40年 8月1日

出生地
茨城県

学歴
東京盲学校師範部〔昭和2年〕卒,東京盲学校研究科〔昭和3年〕修了

経歴
緑内障の治療をしながら6歳から箏曲修業。大正13年から東京盲学校で石井松清、初代萩岡松韻に箏曲、千布豊勢に三味線を学んだ。同年松声会を創立。昭和2年盲学校卒業、翌年研究科修了。5〜56年母校音楽科で後進指導、演奏、作曲を続けた。歌曲作品に「野辺の春」「滝」「水のゆくえ」「大海原」「日本の庭」「平和のひびき」「四季の声」、器楽曲に「蟻舞曲」「さざ波」などがある。

所属団体
松声会,日本三曲協会,山田流箏曲協会

受賞
勲五等瑞宝章

没年月日
平成3年 3月21日 (1991年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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