斑状変晶(読み)はんじょうへんしょう

最新 地学事典 「斑状変晶」の解説

はんじょうへんしょう
斑状変晶

porphyroblast

変成作用時に他と比べて大きく成長した結晶。ざくろ石・斜長石・紅柱石・菫青石・十字石などが斑状変晶となりやすい。鉱物相互の反応による成長や,変形作用によって起こる細粒結晶の凝集と焼結によって粗粒化する場合などがある。斑状変晶に包有されている鉱物は,それが取り込まれたときの情報を保存している場合があり,変成作用の時間変化を解析するのに重要である。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 小島

岩石学辞典 「斑状変晶」の解説

斑状変晶

① metacrystal, metacryst: 斑状変晶(porphyroblast)と同義で,変成岩中の大きな偽斑晶状の結晶[Lane : 1903].十字石や石榴(ざくろ)石などの例がある.
② porphyroblast: 一般によい形の大きな結晶で,変成作用の過程で細粒のマトリクスの中で成長したもの.変成作用の過程で液体の介在はなかった[Becke : 1913].matacryst[Lindgren : 1922, Nikitin : 1955]と同義.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む