断層角礫岩(読み)だんそうかくれきがん(その他表記)fault breccia, friction breccia

岩石学辞典 「断層角礫岩」の解説

断層角礫岩

断層面に沿って形成された角礫岩で,割れた岩石片として断層面に見られる[Diller : 1898].細粒マトリクスの中に大きさが変化する粗粒で角張った破片が含まれている[Cotta : 1862, Geikie : 1940,渡辺編 : 1935].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「断層角礫岩」の意味・わかりやすい解説

断層角礫岩
だんそうかくれきがん
fault breccia

断層運動の破砕作用によって生じた角礫岩。 (→断層破砕帯 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android