新三河町(読み)しんみかわちよう

日本歴史地名大系 「新三河町」の解説

新三河町
しんみかわちよう

[現在地名]千代田区内神田うちかんだ一丁目

明治二年(一八六九)成立した町。三河みかわ町一丁目の西に位置し、神田橋から北に向かう道筋に沿う。当町一帯は江戸時代前期以来の武家地で、明暦三年(一六五七)新添江戸之図では久永長兵衛・天方備前などの拝領屋敷。なお寛永江戸図では久長・天野などとみえる。延宝年間(一六七三―八一)は鈴木修理・木原内匠、元禄年間(一六八八―一七〇四)は松平右京大夫、享保年間(一七一六―三六)には遠藤下野守、安政四―五年(一八五七―五八)の段階では勘定奉行本多加賀守(安英)拝領

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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