新倉俊一(読み)ニイクラ シュンイチ

20世紀日本人名事典 「新倉俊一」の解説

新倉 俊一
ニイクラ シュンイチ

昭和期のフランス文学者 東京大学名誉教授。



生年
昭和7(1932)年7月5日

没年
平成14(2002)年3月7日

出生地
神奈川県横浜市

学歴〔年〕
東京大学教養学部教養学科〔昭和32年〕卒,東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学専攻〔昭和37年〕博士課程修了

主な受賞名〔年〕
毎日出版文化賞〔昭和45年〕「スタンダード和仏辞典」(共著),毎日出版文化賞〔昭和51年〕「西欧精神の探究」(共著),日本翻訳出版文化賞(第28回)〔平成4年〕「フランス中世文学集」

経歴
昭和39年より2年間パリ大学に留学。46年より1年間パリ第3および第7大学講師。48年立教大学教授、53年東京大学教養学部助教授、55年より2年間パリ国際大学都市日本館館長、のち東京大学教授を経て、帝京大学教授。著書に「ヨーロッパ中世人の世界」「ジュルダン大通り七番地」、共著に「スタンダード和仏辞典」「西欧精神の探究」、訳書にA.ボシュア「ジャンヌ・ダルク」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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