新元町(読み)しんもとちよう

日本歴史地名大系 「新元町」の解説

新元町
しんもとちよう

上京区中立売通松屋町東入

東西に通る中立売なかたちうり(旧正親町小路)の両側町。

平安京大内裏の「茶薗」と「内教坊」の地(「拾芥抄」宮城指図)

寛永一四年(一六三七)洛中絵図には「新在家丁」、元禄末期洛中絵図には町の南側を「元新在家丁」、北側を「本舛屋丁」、天保二年(一八三一)改正京町絵図細見大成では町の東側を「元舛ヤ丁」、西側を「東新在ケ丁」と記され、明治二年二月、両町が合併して新元町となる(坊目誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android