元町(読み)もとまち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

元町
もとまち

神奈川県東部,横浜市中区の地区。ビジネス官庁街関内住宅地山手町にはさまれ,横浜開港後,外国人向けの商店街として形成された。当初は外国人経営の店が多く,現在でもヨーロッパの商店街と提携して家具,食料品洋品宝石など高級外国製品を扱う店も多い。東京方面からの買物客でにぎわう。

元町
もとまち

兵庫県神戸市中央区の中心商店街。第2次世界大戦前は東京の銀座,大阪の心斎橋と並称された商店街として有名で,流行は元町からといわれた。神戸港と JR元町 (旧三宮) 駅を最短距離に結ぶ地点にあり,周囲に官公庁街,オフィス街を控え,開港以後,外国人観光客相手のみやげ物店,高級専門店を中心に繁栄戦後は市の主要施設が三宮駅付近へ集中したため,三宮にその地位を譲った。

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百科事典マイペディアの解説

元町【もとまち】

神戸市中央区にある高級商店街。西国街道沿いに古くから発達,三宮(さんのみや)地区に続き,衣服,装飾品などの,港町らしいしゃれた店が多い。北東にJR元町駅がある。
→関連項目神戸[市]

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大辞林 第三版の解説

もとまち【元町】

横浜市中区の繁華街。山手の北西側を流れる堀川に沿う。
神戸市中央区の繁華街。神戸駅と元町駅の間にある。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔神奈川県〕元町(もとまち)


横浜市中(なか)区の商店街。横浜港に注ぐ堀(ほり)川南岸沿いに広がる。元は横浜村の土地を接収して村人を移転させた地で、本村(もとむら)・元村(もとむら)と称したが1860年(万延(まんえん)元)ごろから山手(やまて)地区の外国人居留者向けの商業化が始まり、「横浜元町」と称した。現在もブティック・輸入雑貨店や家具店が多く、ショッピング街として観光客に人気。横浜観光の中心の一つ。

〔兵庫県〕元町(もとまち)


神戸市中央区西部にある商店街。1868年(明治元)の神戸港開港後、外国人居留者向けの高級商店街として発展。東隣の三宮(さんのみや)に比べて伝統的な専門店が多く、観光客に人気がある。

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精選版 日本国語大辞典の解説

もとまち【元町】

[一] 北海道函館市の地名。函館山の北東麓にあたる。長年行政の中心地で、歴史的建造物が多い。
[二] 東京都、伊豆大島西岸の地名。大島支庁・大島町役場がある中心地。
[三] 横浜市中区の地名。横浜開港以来、横浜村の移住者により商店街として発展、ハイカラな町として知られる。
[四] 神戸市中央区にある地名。神戸開港後、外人居留地と神戸駅の間に約一キロにわたって発達した商店街。

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