新家庭(読み)しんかてい

精選版 日本国語大辞典 「新家庭」の意味・読み・例文・類語

しん‐かてい【新家庭】

  1. 〘 名詞 〙 結婚したばかりの夫婦二人の生活の場。新婚家庭。
    1. [初出の実例]「新家庭に穆々たる清風の満つるを見て」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一〇)

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世界大百科事典(旧版)内の新家庭の言及

【松竹新喜劇】より

…松竹新喜劇結成のきっかけは,喜劇王といわれていた曾我廼家五郎(曾我廼家劇)が48年11月に他界したことにあった。すなわち,第2次世界大戦後の大阪の喜劇界は,天外と十吾によって28年に結成された松竹家庭劇と曾我廼家五郎一座に大きく二分され,さらに,松竹家庭劇を戦後まもなく脱退し,47年に〈すいーとほーむ〉という新劇団を結成,翌年からは〈新家庭〉と改称して地方を回っていた天外,浪花千栄子,寛美らの劇団があったが,五郎の死で喜劇団の再編成をもくろんだ松竹が,十吾らの松竹家庭劇に新家庭を加え,五郎一座の残党を合流させたのがこの松竹新喜劇であった。旗揚げのプログラムがその事情をよく反映している。…

※「新家庭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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