新庄領村鑑(読み)しんじようりようむらかがみ

日本歴史地名大系 「新庄領村鑑」の解説

新庄領村鑑
しんじようりようむらかがみ

解説 新田本(新田本村鑑)・吉村本(吉村本村鑑)・奥山本・半田本ほか数種の異本がある。吉村本を除き他は同種のもので、宝暦年間の成立と考えられる。新田本は上・下二冊。記載内容は領内各村ごとの村高(元和八年・正保三年・寛文四年・元禄一三年・宝永六年)・新田高・枝郷・堂社・寺院修験の由緒などを記す。吉村本は七冊のうち一冊を欠き、各冊ごとに表題が異なり、新庄領村鑑は仮題。各村の高・反別・免・年貢高(明和三年・文化元年)・家数・人数(寛政六年・文化九年)・牛馬数(文化一二年)を記す。

活字本 「新庄領村鑑」に新田本・吉村本を所収

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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