新湊町一丁目(読み)しんみなとちよういつちようめ

日本歴史地名大系 「新湊町一丁目」の解説

新湊町一丁目
しんみなとちよういつちようめ

[現在地名]中央区湊一丁目

明治元年(一八六八)起立。南八丁堀みなみはつちようぼり三丁目の南に形成された新湊町一―七丁目(起立時には一―九丁目)北端に位置する。東は本湊ほんみなと町、西は新栄しんえい町一丁目。新湊町域は江戸時代には南八丁堀五丁目の南裏、本湊町など鉄砲洲てつぽうずの各町の西裏にあたる武家地で、幕末には北から阿波徳島藩蜂須賀氏下屋敷・摂津尼崎藩桜井松平氏上屋敷・越後村上藩内藤氏下屋敷・豊後岡藩中川氏上屋敷・交代寄合榊原氏屋敷・豊前中津藩奥平氏屋敷であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 鉄砲洲

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android