旧京橋区地区(読み)きゆうきようばしくちく

日本歴史地名大系 「旧京橋区地区」の解説

旧京橋区地区
きゆうきようばしくちく

明治一一年(一八七八)成立の区。現中央区の南半を占める。江戸時代には北東から南西に通る東海道両側に広がる町屋である京橋北方地域、京橋南方の銀座地域を中核とし、東方八丁堀はつちようぼり地域、大川(隅田川)河口部に面した埋立地である築地鉄砲洲てつぽうず霊巌島れいがんじま、河口部の砂洲に成立した佃島つくだじま石川島いしかわじまなどの地域からなる。「御府内備考」では一六七町。町屋は名主番組では一番組・四―七番組・九番組・一一番組に属した(安永三年小間附町鑑)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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