新短期プライムレート(読み)しんたんきプライムレート(その他表記)new short-term prime rate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「新短期プライムレート」の意味・わかりやすい解説

新短期プライムレート
しんたんきプライムレート
new short-term prime rate

新短プラともいう。市場金利に連動した最優遇貸出し金利。最も信用力のある企業に対する貸出し金利で,規制金利預金のほか市場性資金調達分も含めた総調達コストをベースに,金融環境などを総合的に判断して決定される。従来短期プライムレート (短期貸出し標準金利) は公定歩合に連動していたが,金利自由化の進展や,これに伴う自由金利調達比率の上昇などを背景金利変動リスクも高まったことから,1989年1月に都市銀行などが先陣を切って,金利の実勢をより反映して弾力的に変動する新短期プライムレートを導入した。

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