新防人(読み)ニイサキモリ

デジタル大辞泉 「新防人」の意味・読み・例文・類語

にい‐さきもり〔にひ‐〕【新防人】

新しく派遣された防人
「今替はる―が舟出する海原の上に波な咲きそね」〈・四三三五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「新防人」の意味・読み・例文・類語

にい‐さきもりにひ‥【新防人】

  1. 〘 名詞 〙 新しく派遣された防人。
    1. [初出の実例]「今替る爾比佐伎母利(ニヒサキモリ)が船出する海原のうへに波な開(さ)きそね」(出典万葉集(8C後)二〇・四三三五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android