デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「方壺」の解説 方壺 ほうこ ?-? 江戸時代後期の僧。江戸の人という。父の仇(あだ)を討ち,のち僧になる。詩と酒をこのんで放浪し,つかれれば路上でねむり,酒によえば瓢(ひさご)をたたいて吟じ,犬にほえられればそれに和して吟じたという。奇行ぶりは慶応3年(1867)刊行の林鶴梁(かくりょう)「鶴梁文鈔」にのこる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例