日吉新村(読み)ひよししんむら

日本歴史地名大系 「日吉新村」の解説

日吉新村
ひよししんむら

[現在地名]入善町日吉

黒部川扇状地の東端にあり、東は窪田くぼた(現朝日町)、西は小杉新こすぎしん村。宝永元年(一七〇四)の村名由来書上(清原家文書)によると、黒部川が流れてこなくなったあと承応三年(一六五四)に村立てしたとある。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高一〇石、免は一ツ七歩(三箇国高物成帳)。享保八年(一七二三)から七度にわたって増高があり、天保一一年(一八四〇)の草高三四石(「高免帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android