日本のプルトニウム

共同通信ニュース用語解説 「日本のプルトニウム」の解説

日本のプルトニウム

日本は核燃料サイクル政策を推進し、原発の使用済み燃料を再処理して抽出したプルトニウムウランの有効活用を目指してきた。国内や英仏で再処理したプルトニウム44トン超を保有し、非核保有国としては最多。単純計算で核爆弾5500発分以上に相当する。国内で再処理したものは混合酸化物(MOX)粉末などで保管。海外での再処理分はMOX燃料として日本に戻され、燃料プールに貯蔵される。福島の原発事故前は原発16~18基でMOX燃料を使いプルトニウムを消費する予定だったが、事故後、不透明に。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android