原発(読み)ゲンパツ

デジタル大辞泉 「原発」の意味・読み・例文・類語

げん‐ぱつ【原発】

原子力発電」「原子力発電所」の略。
最初に発症すること。医学で「続発」に対していう。「がん原発巣から転移する」

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精選版 日本国語大辞典 「原発」の意味・読み・例文・類語

げん‐ぱつ【原発】

  1. 〘 名詞 〙
  2. げんしりょくはつでん(原子力発電)」「げんしりょくはつでんしょ(原子力発電所)」の略。
  3. 医学で、症状が最初にそこに現われること。「原発部位」
    1. [初出の実例]「前者即ち原発(ゲンハツ)的のものは乳児多く」(出典:育児読本(1931)〈田村均〉四四)

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百科事典マイペディア 「原発」の意味・わかりやすい解説

原発【げんぱつ】

原子力発電所の略。→原子力発電

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栄養・生化学辞典 「原発」の解説

原発

 原発性ともいう.最初に起こること.続発性,二次性などの対語

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世界大百科事典(旧版)内の原発の言及

【原子力発電】より

…その後,86年4月に旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所で世界の原子力開発史上最悪の事故が発生し,これを教訓として国際的な原子力安全体制の整備が一段と強化されるに至っている。原子炉事故チェルノブイリ原発事故
[経済性]
 1963年,アメリカのオイスター・クリーク発電所の計画において,BWRによる原子力発電が石炭火力よりも経済的に有利であると評価されたことが重要な契機となり,イギリスのダンジネスB(AGR),アメリカのブラウンズ・フェリー(BWR)等でも同様な評価が続き,65年ころから急速に原子力発電の市場参入が始まったが,その後,原子力発電は設備の大容量化,生産技術向上,習熟効果,ならびに燃料の燃焼度向上と加工費の低減などを通じて,しだいに経済性を高め,火力発電に比して優位を保ってきている。92年における日本の発電原価試算例は次のようである。…

※「原発」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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