日本図書館情報学会(読み)にほんとしょかんじょうほうがっかい(その他表記)Japan Society of Library and Information Science

図書館情報学用語辞典 第5版 「日本図書館情報学会」の解説

日本図書館情報学会

図書館情報学の進歩発展に寄与することを目的とする全国学会.1953(昭和28)年に日本図書館学会として設立され,1998(平成10)年10月に現名称に変更.個人会員(正会員)を中心に,学生会員,団体会員等によって構成され,総会,理事会,常任理事会のほかに,各種の委員会が組織されている.正会員676名,学生会員54名,団体会員42機関(2019年現在).研究大会,春季研究集会が毎年開催される.機関誌『日本図書館情報学会誌』(1954- 創刊時は『図書館学会年報』)を編集発行するほか,特定テーマの研究論文集である『論集・図書館情報学研究の歩み』(1982-2001 創刊時は『論集・図書館学研究の歩み』),『シリーズ・図書館情報学のフロンティア』(2001-2010),『わかる!図書館情報学シリーズ』(2014-2018)を刊行してきた.研究奨励のため,日本図書館情報学会賞,同奨励賞,同論文賞,研究助成金制度を設けている.日本学術会議登録団体.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

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