日異(読み)ひにけに

精選版 日本国語大辞典 「日異」の意味・読み・例文・類語

ひに‐けに【日異】

  1. 〘 連語 〙 日ましに。日がたつにつれて。一日一日と。また、毎日毎日。連日
    1. [初出の実例]「吾が命の全けむかぎり忘れめやいや日異(ひにけに)は思ひ益すとも」(出典万葉集(8C後)四・五九五)

日異の補助注記

上代、「け(異)」は甲類音で、「か(日)」の複数形「け(日)」(乙類)とは別であり、「日に日に」とは別語。→「け(日)」の語誌


ひの‐けに【日異】

  1. 〘 連語 〙 「ひにけに(日異)」に同じか。
    1. [初出の実例]「もむ楡を 五百枝剥き垂(た)れ 天照るや 日乃異爾(ひノけニ)干し」(出典:万葉集(8C後)一六・三八八六)

日異の補助注記

「日の気に」と解する説もあるが、「け(気)」は乙類音、「け(異)」は甲類音であるから誤り。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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