ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日観仲言」の意味・わかりやすい解説 日観仲言じっかんちゅうげんRi-guan Zhong-yan 中国,南宋末,元初の禅僧画家。華亭 (江蘇省) の人。字は仲言,諱は子温,号は日観,知帰子。宋滅亡後僧となり,西湖 (杭州) の瑪瑙寺に住んだ。水墨画にすぐれ,葡萄を好んで描き,粗放な筆致になる墨葡萄図は「破れ袈裟」と呼ばれた。代表作は『葡萄図』 (1291) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by