粗放(読み)ソホウ

デジタル大辞泉 「粗放」の意味・読み・例文・類語

そ‐ほう〔‐ハウ〕【粗放/疎放】

[名・形動]綿密でなく、あらっぽいこと。大まかでしまりがないこと。また、そのさま。「―な性質」
[類語]粗い粗っぽい粗削り粗略粗雑粗笨そほん雑駁ざっぱく大ざっぱ大掴み大まかどんぶり勘定ラフ粗粗あらあら粗らかざっとおよそおおよそおおむねあらかたあらましアバウト大方ほぼたいがいだいたいたいてい概して一概に総体おしなべて総じてなべて大約大略胸算用懐勘定見積もり目算推算ざっくり概要九分九厘概略大要一体大筋梗概大部分目分量

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精選版 日本国語大辞典 「粗放」の意味・読み・例文・類語

そほう‥ハウ【粗放・疎放】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 細かいところまで注意がとどかないこと。おおざっぱなこと。しまりがないこと。なおざりなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「天生多疾、而性疎放、与時所一レ趨、胡越背馳」(出典空華集(1359‐68頃)一四・荅石室書)
    2. 「身代限の規則が疎放(ソハウ)なるが為に、大に外商不信用を醸(かも)し」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一〇)

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普及版 字通 「粗放」の読み・字形・画数・意味

【粗放】そほう

粗雑。

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