日読の酉(読み)ひよみのとり

精選版 日本国語大辞典 「日読の酉」の意味・読み・例文・類語

ひよみ【日読】 の 酉(とり)

漢字部首の「鳥(とり、とりへん)」「隹(ふるとり)」と区別して、「酉」をいう。
※餠酒歌合(15C前)「酒と云文字は、三水にひよみの酉を書り」
② (「酒」の字の旁(つくり)が酉であるところから) 酒のこと。さんずいの酉。
俳諧・おくれ双六(1681)春「明樽の古巣にかへれひよみの酉〈如柳〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android