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部首 ぶしゅradical

翻訳|radical

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

部首
ぶしゅ
radical

漢字の字形の構成要素として多くの字に現れる (へん) , (つくり) , (かんむり) ,脚 (あし) の部類をさす。さんずい,りっとう,冖 (わかんむり) ,れんが,厂 (がんだれ) ,囗 (くにがまえ) ,しんにゅうなど。これらが漢字辞書の分類規準の一つとなっている。この部首の数や名称は,時代により,辞書により多少異なっている。

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デジタル大辞泉の解説

ぶ‐しゅ【部首】

漢字の字書で、漢字を字画構成に従って部分けをし、各部ごとにその共通要素である字形を頭に示して索引の用に当てたもの。「乞」「乳」などの「乙」、「初」「利」などの「刀」の類。こうした部首索引方式は「説文解字」(540部)、「玉篇」(542部)などを経て「康熙(こうき)字典」(214部)に至り、以後この「康熙字典」に準拠する形が大勢を占める。

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大辞林 第三版の解説

ぶしゅ【部首】

字書で、漢字配列の目安となる漢字の各部の共通部分。偏・冠・旁つくりなど。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

部首
ぶしゅ

漢字を、字形のうえで、同じもしくは類似の要素によって分類配列する場合、その部の代表となる字をいう。たとえば、「丁」「丑」「世」「丘」は部首「一」に、「必」「思」「快」「恥」は部首「心」に属する。部首のまとめ方、配列、名称などは古来より一定していない。『説文解字(せつもんかいじ)』(許慎(きょしん)編、121年)は「一、二、示」から「酋、戌、亥」までの540部に分け、『玉篇(ぎょくへん)』(顧野王(こやおう)編、543年)は『説文解字』の12部を減らし14部を加えて542部とする。日本では、『新撰字鏡(しんせんじきょう)』(900年ごろ)は「天、日、月、肉、雨」のように天地人という意義分類による約160部の部首配列であり、『類聚名義抄(るいじゅみょうぎしょう)』(平安末期ごろ)では「人、彳、」から「風、酉、雑」までの120部となっている。漢字は形声字が8割以上を占めているから、意符(義符)によって部首にまとめるということは、意義による分類に近いものとなる。現行の漢和辞典は多く『康煕字典(こうきじてん)』(1710)に倣っている。この書は「一」から「龠」の214の部首を画数順に並べ、部首内の漢字も画数によって配列している。部首の呼び名は古くは篇(へん)(片、偏)に限られていたが、篇、冠(かんむり)、繞(にょう)に分化し、さらに構(かまえ)、垂(たれ)、旁(つくり)などの用語ができたらしい。『新撰字鏡』に連火(れんが)、之遶(しにょう)、二水(にすい)、立心(りっしん)などの語がみえ、通俗的な呼び名がそのころからあったことが知られる。部首は俗に偏旁冠脚(へんぼうかんきゃく)と通ずるが、厳密には異なるものである。[沖森卓也]

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