日通(読み)ひがよい

精選版 日本国語大辞典 「日通」の意味・読み・例文・類語

ひ‐がよい‥がよひ【日通】

  1. 〘 名詞 〙 毎日通うこと。また、毎日訪ねること。日参すること。
    1. [初出の実例]「三四年前より自転車(二輪車)大いに行はれ、勤め人の日通ひにも、商売人の用向にも」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の日通の言及

【日本通運[株]】より

…正しくは〈にっぽんつううん〉。略称,日通。江戸時代に江戸~大坂間を走った三度飛脚の業者が,明治にはいって鉄道開通と同じ1872年(明治5)に設立した貨物専門の陸運元会社が日通の前身である。…

※「日通」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android