旧フセイン政権

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旧フセイン政権

イラクのサダム・フセイン元大統領はイスラム教スンニ派で1979年に就任した。独裁体制を敷き、シーア派クルド人を弾圧し多数を虐殺。80~88年のイランイラク戦争、91年の湾岸戦争を経て国際的孤立を深めた。2001年の米中枢同時テロ後、米国が03年3月にイラク戦争を開始し、4月に政権崩壊。元大統領はその後処刑された。スンニ派の過激派組織「イスラム国」(IS)には、シーア派のマリキ前政権の同派優遇に反発した旧政権軍の出身者らが参加したとされる。(バグダッド共同)

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