旧貫史(読み)きゆうかんし

日本歴史地名大系 「旧貫史」の解説

旧貫史(臼杵藩旧貫史)
きゆうかんし

成立 江戸時代後期

原本 市立臼杵図書館

解説 臼杵藩政の基礎史料の一つ。成立年代は不詳であるが文化頃と推定される。江戸屋敷勘定所に備えられたもので、藩の諸制度・諸規則にかかわるものを収め、とくに藩財政についての内容(諸運上・御蔵算用・家中渡米など)が多いのが特徴である。

活字本 大分県地方史料叢書五

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android