明け残る(読み)アケノコル

デジタル大辞泉 「明け残る」の意味・読み・例文・類語

あけ‐のこ・る【明け残る】

[動ラ四]夜が明けても、月や星が空に残っている。
「―・る星の数ぞ消えゆく」〈風雅・雑中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「明け残る」の意味・読み・例文・類語

あけ‐のこ・る【明残】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 (月や星などが)夜が明けても空に残っている。また、まだすっかり夜が明けきらない。
    1. [初出の実例]「明のこる光もうすし雲まよふ都のかたの山のはの月」(出典:春のみやまぢ(1280)一一月一五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android