明け行く(読み)あけゆく

精選版 日本国語大辞典 「明け行く」の意味・読み・例文・類語

あけ‐ゆ・く【明行】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙
  2. 夜が次第に明けて行く。
    1. [初出の実例]「しののめのほがらほがらとあけゆけばおのがきぬぎぬなるぞかなしき〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋三・六三七)
    2. 「にはかに雲がくれて、あけゆく空いとをかし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)
  3. 月日が次第に過ぎて行く。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む