明め目(読み)あけるめ

精選版 日本国語大辞典 「明め目」の意味・読み・例文・類語

あけ‐る‐め【明め目】

連語〙 (「あける」は、動詞「明く」の命令形に、助動詞「り」の付いたもの。「目」は、すきまの意) あいたすきま。すきま。多く下に「無し」を伴って、すきまもない、絶え間がない、などの意に用いる。
※続詞花(1165頃)雑「松の戸をさしてかへりし夕よりあけるめもなく物をこそ思へ〈登蓮〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android