命令形(読み)めいれいけい

精選版 日本国語大辞典の解説

めいれい‐けい【命令形】

〘名〙 用言の活用形の一つ。六活用形のうち通常第六番目におかれる。その動作の実行、状態の実現を相手に求めるときの語形。また、時に、「魚の身のあつい所は薄う見へい、うすい所は厚う見へいと作るが、庖丁人の腕でおりやるげな」〔虎寛本狂言・鱸庖丁(室町末‐近世初)〕、「今は西海の浪の底にしづまば沈め、山野にかばねをさらさばさらせ」〔平家(13C前)七〕のように、願望・放任の意を表わすこともある。四段活用(五段活用)以外の動詞の命令形に「よ」「ろ」「い」を付けるのが普通であるが、学説により「よ」などの付いた形を命令形と呼び、また「よ」などを助詞とする。形容詞・形容動詞では「あり」「なり」「たり」を用いた補助活用の命令形があるが、口語では普通には用いない。命令法。
※中等教科明治文典(1904)〈芳賀矢一〉二「第六活用形の『死ね』は命令をいふときに用ゐる形なれば命令形といふ」

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デジタル大辞泉の解説

めいれい‐けい【命令形】

国文法で活用形の一。活用する語の語形変化のうち、命令を表して言いきる形。六活用形の第六におかる。動詞では、「書け」「見ろ」「起きよ」「(こ)い」などの

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