精選版 日本国語大辞典 「昿渺」の意味・読み・例文・類語
こう‐びょうクヮウベウ【曠渺・広渺】
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 広々としてはるかなさま。
- [初出の実例]「高原曠渺易レ為レ秋、万古銷沈土一抔」(出典:星巖先生遺稿‐前編(1863‐65)多芸路上作)
- 「広渺たる原頭に」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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