時じく(読み)ときじく

精選版 日本国語大辞典 「時じく」の意味・読み・例文・類語

とき‐じく【時じく】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「ときじ」の連用形から ) いつでもあるさま。
    1. [初出の実例]「是の花、非時而(トキシク)にして来れり。其れ何処(いとこ)の花ならむ。汝(いまし)自ら求むべし」(出典日本書紀(720)履中三年一一月(図書寮本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む