時実新子(読み)ときざね しんこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「時実新子」の解説

時実新子 ときざね-しんこ

1929-2007 昭和後期-平成時代の川柳作家。
昭和4年1月23日生まれ。結婚後「神戸新聞」に投句。昭和38年句集「新子」を刊行。鋭敏な感性と大胆な表現が話題をよんだが,異端視もされる。50年個人誌「川柳展望」を創刊。平成8年から「川柳大学」を主宰。昭和62年の「有夫恋」はベストセラーとなった。平成19年3月10日死去。78歳。岡山県出身。西大寺高女卒。本名は大野恵美子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android