晴富宿禰記(読み)はるとみすくねき

世界大百科事典 第2版の解説

はるとみすくねき【晴富宿禰記】

室町時代,1446‐97年(文安3‐明応6)の壬生(みぶ)晴富の日記。別称《小槻晴富記》《晴富(卿)記》。小槻氏官務家と称され,鎌倉初期に壬生家と大宮家に分かれたが,晴富は1468‐72年(応仁2‐文明4)官務職,小槻氏長者。伝存部分は文明10‐12年,明応1‐6年を中心とする13ヵ年にすぎないが,応仁の乱後の幕府政治,足利義稙と義澄の関係を知る上で貴重。図書寮叢刊《晴富宿禰記》(宮内庁書陵部編纂)。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

口永良部島

鹿児島県南部,大隅諸島,屋久島の北西約 12kmにある火山島。活火山で,常時観測火山。屋久島町に属する。霧島火山帯に属し,西に番屋ヶ峰(291m),東に最高点の古岳(657m)と新岳(626m)があり...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android