暗記・諳記(読み)あんき

精選版 日本国語大辞典 「暗記・諳記」の意味・読み・例文・類語

あん‐き【暗記・諳記】

〘名〙 文字数字などを見ないでも言えるようにそらで覚えること。そらんずること。そらおぼえ。
※敬斎箴講義(17C後)「多く経伝諸史之辞を借用い、学者暗記の便りを計て、間韻語を用いて作り」
随筆胆大小心録(1808)一五四「猶あるべけれど、暗記なれば忘れたり」 〔後漢書‐応奉伝〕

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