デジタル大辞泉 「曇り夜の」の意味・読み・例文・類語 くもりよ‐の【曇り夜の】 [枕]曇りの夜は物の区別もさだかでないところから、「たどきも知らず」「あがしたばへ」「迷まどふ」などにかかる。「足柄のみ坂恐かしこみ―我あが下延ばへを言出こちでつるかも」〈万・三三七一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「曇り夜の」の意味・読み・例文・類語 くもりよ‐の【曇夜の】 枕 曇った夜は暗くて何もわからないところから「たどきも知らず」「迷(まと)う」「下延(したば)え」にかかる。[初出の実例]「夢かも 現(うつつ)かもと 雲入夜之(くもりよの) 迷へる間に」(出典:万葉集(8C後)一三・三三二四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例