曲り歯傘歯車(読み)まがりばかさはぐるま(その他表記)spiral bevel gear

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「曲り歯傘歯車」の意味・わかりやすい解説

曲り歯傘歯車
まがりばかさはぐるま
spiral bevel gear

スパイラルベベルギヤ。互いに噛み合う冠歯車の歯条 (歯面とピッチ面との交線) が曲線である傘歯車。歯条曲線には円弧外トロコイドインボリュートなどが用いられる。この歯車は,はすば歯車と同様に,回転が円滑で騒音が小さく,伝達力も大きいので,高速回転 (毎分回転数 1000以上) に適し,車両用に使用されている。なお,冠歯車の歯条のねじれ角 (歯条とピッチ円錐母線とのなす角) が0であるものをゼロールベベルギヤという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む