曲舞舞(読み)くせまいまい

精選版 日本国語大辞典 「曲舞舞」の意味・読み・例文・類語

くせまい‐まいくせまひまひ【曲舞舞】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 曲舞の舞。また、その舞手
    1. 曲舞舞<b>①</b>〈七十一番職人歌合〉
      曲舞舞七十一番職人歌合
    2. [初出の実例]「くせまいまひの芸風なれば、大方易かるべし」(出典:吉田本三道(1423))
  3. 近世以降、大道で形ばかりの曲舞を演じて物乞いをする者のこと。
    1. [初出の実例]「鼓を打くせ舞々(マヒまひ)の謡をうたひて物を乞けるに」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む