書き違える(読み)かきちがえる

精選版 日本国語大辞典 「書き違える」の意味・読み・例文・類語

かき‐ちが・える‥ちがへる【書違】

  1. 〘 他動詞 ア行下一(ハ下一) 〙
    [ 文語形 ]きちが・ふ 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ( 室町時代頃からヤ行にも活用した ) まちがったことをかく。書き誤る。
    1. [初出の実例]「狩をへんを略してかいたか、ただかきちがゑたかぞ」(出典:玉塵抄(1563)四〇)
    2. 「Caqichigaye, uru, eta(カキチガユル)」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android